スコアアップ&スキルアップに欠かせない弾道計測器とは

ゴルフは飛距離と方向に対していかにミスを少なくするか、高い精度のショットが必要となるスポーツです。ただ毎回、正確なショットをするためには、同じクオリティのスイングを繰り返すことが大切になります。しかしながら、自身の感覚だけに頼って、再現性の高いスイングを生み出すことはとても難しいでしょう。
そこで弾道測定器が客観的なデータとして役に立ちます。自身のスイングからどのようなショットが生まれ、どのようにボールに伝わっているのかを知ることができれば、理想の弾道に必要なスイング作りにも有効です。

弾道測定器は、自身のスイングやクラブ特性を客観的に把握するために、レッスンスクールなどで活用されています。理想のショットを実現するために必要なヘッドスピードや弾道などのデータを数値だけでなく、イメージしやすいようにグラフや映像として表示することもできます。

今回は、90切りを目指すゴルファーにとって、スキルアップに欠かせない弾道計測器の活用方法について詳しくご紹介します。

レッスンスクールに導入されている弾道計測器とその特徴をご紹介

ゴルフの練習といえば、練習場に通って繰り返しショットをおこなう練習が一般的でしょう。ただ壁と言われるスコア100を切ったゴルファーが、もっと上手くなりたいと90切りを目指すなら、弾道測定器が導入されているレッスンスクールの利用をおすすめします。

弾道測定器によって得られたデータを活用したレッスンは、スコアアップやスキルアップにより大きな効果もたらす指導を受けることが可能です。ここではさまざまある弾道測定器の中から、多くのレッスンスクールに導入されている弾道測定器の特徴をご紹介します。

実際のゴルフ場のような感覚が得られるSky Trak(スカイトラック)の特徴とは

SkyTrakは、飛距離・ボールスピード・打ち出し角度・スピン量などを高精度に計測し、データ化することができます。性能と精度に優れていながらもサイズが小さく軽量、データは専用アプリでタブレット端末などとWiFi接続すると表示されるなど、使い勝手の良いゴルフ弾道測定器です。持ち運びしやすいので、ゴルフ練習場で実際にラウンドしているようなシミュレーションゴルフとしての利用もできます。

練習に目的を与えるだけの性能と制度を持つフライトスコープ mevo+の特徴とは

フライトスコープ mevo+は、キャリーとランの総飛距離・クラブスピード・ミート率・打ち出し角・スピン量など20項目のデータを計測できるため、スキルアップの練習にはとても効果的です。計測結果は保存できるため、練習課題の発見や克服、成果の達成度の把握に役立ちます。専用のアプリが充実しており、スマートフォンやタブレットと連携することでショットデータの確認やシミュレーションゴルフを楽しむことも可能です。

高精度ゴルフデータに基づいた練習環境を提供するTRACKMAN4(トラックマン4)の特徴とは

TRACKMAN4は、優れた画質性能を持ったカメラによってスイングを撮影し、複数のレーダーでデータ計測する弾道測定器です。ショット時のボールのスピン量やスピード、クラブスピードや打ち出し角、飛距離、ミート率など詳細なデータを収集できます。信頼性にも優れており、練習に取り入れるプロゴルファーも多い測定器です。専用アプリとの連携やシミュレーションゴルフを楽しむことも可能になっています。

弾道測定器を比較!スコアアップ&スキルアップに役立つ弾道測定器はこれ

上記でご紹介したように弾道測定器にはさまざま特徴ある機種があります。90切りを目指すゴルファーにとって、どのような弾道測定器なのか知ることは、スキルアップやスコアアップための弾道測定器選び、さらにレッスンスクール選びにもとても重要なポイントです。
ショット分析や精度に影響を与えるスピン量、打ち出し角や方向、飛距離などの項目だけでなく、操作方法のわかりやすさ、充電方式や大きさなど使い勝手の良さも重要でしょう。そこでご紹介した3機種の特徴について表にまとめました。

スコアアップ&スキルアップを目指すための弾道計測器の活用法とは

スコア90切りを目指すには、さらなるスキルアップが必要となります。そのためには自分の感覚だけに頼るのではなく、自身のスイングについての客観的なデータを知ることもとても大切です。そのために弾道測定器を上手に活用しましょう。

プロゴルファーも活用している弾道測定器は、ボールスピードや打ち出し角度、スピン量、飛距離などの計測と分析ができ、スイングの課題把握とスイングの修正や改善に役立ちます。また客観的データによって、課題克服の成果がわかれば、モチベーションアップにつながり、さらなる目標達成を目指すことが可能です。

スキルアップに欠かせない弾道計測器を利用するメリット

自分自身がどのようなスイングしているか、自分自身ではきちんと把握できないため、スキルアップに時間がかかりゴルフを難しく感じさせてしまっています。だからこそ弾道測定器を活用すれば、自分のスイングの癖や課題を把握し改善点を見つけることができ、スキルアップへの近道が見つかるのです。

たとえばインパクト時のクラブフェースやボールのデータを分析することによって、スイングがどのように影響しているか、最適なクラブ選択ができていたのかなど、ショットに関する課題解決のヒントを得ることができます。

上手く弾道計測器を利用して得られるスコアアップ効果

弾道測定器は、スイングの課題解決などスキルアップだけでなく、より実践的なスコアアップ効果も生み出します。

ラウンド中に、どちらのクラブを選べばいいのか悩んだことはありませんか。クラブの番手による飛距離の把握がしっかりできれば、セカンドショットやショートホールで狙った場所へ落としやすくなるはずです。弾道測定器を活用して、弾道の高さやスピン量、飛距離を測定し分析すれば、理想的なクラブ選択がしやすくなります。

また、シミュレーション機能が装備されている弾道測定器なら、スイング選びだけでなく、コース戦略の練習も可能です。弾道測定器によってより実践的な練習ができれば、ラウンド経験を補えたり、練習のクオリティを高めたりすることができます。

90切りのためのショット精度向上に弾道測定器を活用しよう!

さまざまな弾道測定器の特徴と比較、弾道測定器をスキルアップ、スコアアップに役立たせる活用方法について紹介しました。100切りの壁を突破して90切りを目指すゴルファーにとって、スイングの課題把握と課題解決は必要不可欠です。スキルアップするためには、自分自身がどのようなスイングをしていて、どの部分に問題があるのかを知ることが大切になります。そしてスコアアップには、その課題を克服し、ショット精度を向上させることが重要です。

90切りを目指すなら、課題克服とショット精度向上に弾道測定器を活用しましょう。