ゴルフは、「ラウンド中のミスをいかに少なくできたかを競うスポーツである」といわれます。スコアアップには、繰り返しトレーニングを行い、ゴルフスキルを向上させることが求められるスポーツです。そのトレーニングについて、どのようなトレーニングが効果的で、どのようにトレーニングすることがスキルアップの近道となりえるのか、ゴルフプレイヤーなら気になるところでしょう。

ゴルフスキル向上に欠かせないスキルアップトレーニングとは?

ゴルフトレーニングは、ショットの正確性、メンタルの安定感、フィジカルの強化など、さまざまな要素を向上させるため欠かせません。しかしながらこのようなトレーニングは、スキルアップやスコアアップだけのために行うものではなく、ケガを予防しながら長期的にゴルフを楽しめるような身体作りを目的としている側面もあるのです。そんなスキルアップやゴルフを楽しむための身体作りに効果的なゴルフトレーニングをご紹介します。

100切り達成目指して試してたいゴルフトレーニング方法とは?

「ゴルフ練習場で頑張って練習しているのになかなか100切りが達成できない」。こんな悩みを抱えているゴルフプレイヤーも多いのではないでしょうか。どんなゴルフ練習をどのようにどれだけすればいいのか、100切りを達成できる練習のコツはないのか、こんなことを知りたいと考えてしまう方に100切りに役立つ練習方法をご紹介します。プロゴルファーもオフシーズンにはこのようなトレーニングに取り組んでおり、アマチュアゴルファーを指導するティーチングプロもレッスン生にはトレーニングの大切さを伝えていますので、ぜひ参考にしてみてください。

ゴルフラウンドをより楽しむためのトレーニング法

「ゴルフはメンタルのスポーツ」という言葉があるぐらいゴルフプレイヤーにとってメンタルは重要です。メンタルによってプレーが大きく左右されたり、ゴルフラウンド中に心をかき乱されたりします。ゴルフラウンドをより楽しむためには、メンタル部分のトレーニングが大切です。

ここでは緊張からの回避と集中力の持続に効果的なメンタルトレーニングを5つご紹介します。

ルーティンを決める

「落ち着くため・集中するため」のきっかけを作る動作を決め、パフォーマンスの向上を図ります。

イメージトレーニングを取り入れる

ゴルフラウンドを想定して、コースの攻め方やナイスショットをイメージ。これにより、当日は落ち着いてティーショットできたり、スムーズに戦略を立てることができます。

ゴルフラウンドを想定したショット練習

ひたすら同じクラブで練習するのではなく、18ホールのプレーを想定して、ドライバー、アイアン、アプローチと順番に打って練習します。実施の目標地点や飛距離を想定するとより効果的です。

とにかくポジティブ思考

成功するイメージを持ってショットできるように練習しましょう。失敗するかもと考えないように、とにかくポジティブ思考になれるようにトレーニングしましょう。

集中のオンオフを作る

ここぞというタイミングで集中のスイッチが入るようにしておきましょう。また適度に集中するオフのタイミングも作っておけば、緊張の連続が続くようなこともなく、これまでよりもゴルフラウンドを楽しむことができるようになります。

ストレッチでパフォーマンスを発揮できる状態を整える

ストレッチは、ケガ予防としての準備運動という意味だけでなく、筋肉や関節にスイッチを入れる役割を持っています。早朝のラウンドであったり、緊張する場面であったり、いつも通りのパフォーマンスを発揮できないこともあるはずです。そのため、ラウンド前にはストレッチで身体に刺激を与えて、最高のパフォーマンスを引き出す状態に整えておきましょう。

飛距離アップを目指すための実践的なトレーニング

すべてのゴルフプレイヤーのテーマと言っても過言ではないのが「飛距離アップ」でしょう。飛距離アップにはテクニックの部分と身体の持っているポテンシャルの部分の両方が必要です。ここでは、ポテンシャルを向上させるためのトレーニングについてご紹介します。

ロシアンツイスト

床やマットの上に座り、上体を後ろに少し倒しながら手を体の前に伸ばす。そして両方の肘が曲がらないように意識しながら体を左右に捻ります。ポイントは手だけでなく体の動きを意識しましょう。

マウンテンクライムツイスト

体が一直線になるように腕立ての姿勢。片方の膝を反対側の肘に近づけるように体をひねる。これを腰が反らないように意識しながら、左右交互に行う。

スーパーマンオルタネイト

仰向けの体勢で、対角の手と足を同時に上げる。これを腰が反らないに腹筋を意識して左右交互に行います。

リバースクランチ

仰向けの体勢で、膝を90度に屈曲したまま足を浮かし、体の前に伸ばした手をつま先でタッチするように体を曲げます。反動を利用せずに行うと効果的です。

アドレスソラシックローテーション

いつものアドレスの姿勢で、両手を体の前に伸ばし、片側の手を後ろに回しながら体を開きます。腕だけで動かすのではなく体も同時に回転し、左右交互に体を開きましょう。このトレーニングは、ラウンド中の空き時間にもできるので、ティーチングプロもラウンドレッスンで取り入れています。

理想的なスイングを構築するための効果的なトレーニング

スコアアップしたいけど、トレーニングはゴルフ練習場でショット練習だけっていう方が意外と多いのではないでしょうか。ボールの行方ばかり気にするだけの練習では、スコアアップに繋がる理想的なスイングを身に付けることはできません。ショットの正確性向上に役立つ下半身や体幹のトレーニングをご紹介します。

デッドバグ

スイングの遠心力に負けない体幹の安定性向上に効果的なトレーニング。

仰向けで少しお尻を持ち上げ、ゆっくり息を吐いて肋骨を骨盤側へ寄せます。お腹に力が入ったら対側の手と脚を伸ばして元に戻る、これを左右で繰り返しましょう。お尻を持ち上げた状態をキープできるとお腹の力が抜けにくく効果的です。

クランチ

スイングの回転に力強さとスイングの遠心力に耐えられるよう腹斜筋を鍛えるトレーニングです。膝を立てて仰向けで寝て頭の後ろに手を回します。右側の肘と左側の膝を近づけるように捻りながら行う腹筋運動です。左右交互に行いましょう。

胸椎回旋

四つん這いの姿勢で、右手を頭の後ろに付け、左手を軸に右肘を引いて上半身を捻るトレーニングです。肩関節と股関節に作用する運動であるのでスイングの軸作りに効果があります。ポイントは体がぶれてしまうと捻りの効果が減ってしまうので中心線を意識しましょう。

バッグエクステンション

基本の体勢は、うつ伏せになって肘を曲げて両手を肩の下に置いて、脚を少し開きます。この状態で息を吐きながら上半身を起こして背筋を鍛えるトレーニングです。呼吸をしっかり行いながら繰り返します。背筋を強化して美しいスイング姿勢構築しましょう。

ゴルフスキル向上を目指すなら必ず試すべき「スキルアップトレーニング」

初心者ゴルフプレイヤーもベテランゴルフプレイヤーも、100切りの壁が本当にあると感じたことが一度はあるものです。だからこそ、「まっすぐ飛ばしたい」、「より遠くへ飛ばしたい」、「思い通りにショットしたい」、「ロングもショートもパッティングが上手くなりたい」、と練習場に通っていることでしょう。そんなスキルアップを目指すゴルフプレイヤーには、今回ご紹介した効果的なトレーニングを活用することをおすすめします。

いかがでしたか?
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